米大統領選直前、北朝鮮がICBM推定ミサイル発射で圧力
【10月31日 KOREA WAVE】米大統領選が5日後に迫るなか、北朝鮮は31日、大陸間弾道ミサイル(ICBM)と推定される長距離弾道ミサイル1発を日本海に向けて発射した。 韓国軍合同参謀本部によると、韓国軍は同日午前7時10分ごろ、平壌周辺から日本海に向けて発射された弾道ミサイル1発を捕捉した。 この弾道ミサイルはロフテット軌道(飛行距離を減らすために発射角度を意図的に高くすること)で発射された長距離弾道ミサイルと推定されるという。 軍当局は、米大統領選挙を前後して北朝鮮がICBMを発射する可能性を念頭に置き、平壌国際空港周辺を中心に北朝鮮軍の動向を追跡・監視してきた。 現時点で、北朝鮮のICBMは米本土まで到達できる飛行能力を一定程度、確保したとみられている。 ただ、弾頭の大気圏再突入技術を確保するためのICBM通常角度(30~45度)の発射はまだ実施されていない。 北朝鮮の弾道ミサイル発射は、先月18日に短距離弾道ミサイルを複数発発射して以来。ICBM発射は昨年12月18日以来。 (c)KOREA WAVE/AFPBB News
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