レース観戦初心者でも大丈夫! 今さら人には聞けない「SUPER GT」の観戦術とは? 10倍サーキットを楽しむ方法をお教えします
観戦チケット以外にもぜひ購入したいチケットとは
また観戦券の他にも、指定駐車券やレース前のマシンやドライバーに会えるピットウォーク、パドックエリアに行くことができるパドックパスなども販売されている。愛車で現地まで行くという方には事前に指定駐車券の購入をオススメする。これはサーキットによって駐車できる台数にも差があるので場合によっては近隣の駐車場を利用しなければならない可能性があるからだ。 そして何より初心者にオススメしたいのがピットウォーク。こちらも非常に人気のチケットで先着順または抽選での購入となってしまうが、至近距離でマシンやドライバーと交流でき、制限はあるもののドライバーからサインをもらったり、写真撮影を行うこともできる貴重な時間。パドックパスに比べると比較的手が出しやすい値段設定になっているというのも魅力のひとつだと言えるだろう。
季節と場所に応じて備えは変わる
ここからは、実際にレース観戦するにあたっての注意事項や現地で必要なものなどについて解説。先ほども触れたがレース観戦は長丁場。また年間8戦ものレースが開催されるスーパーGTでは、時期や場所によって観る側の過酷さも変わってくる。何より重要になってくるのが天候に合わせた動きやすい服装だ。たとえ指定席での観戦でも侮るなかれ。気がついたら驚くほど歩いてしまっているというのがレース観戦だ。筆者は最低でも年5戦は現地でGT観戦をするが、ファンシートで観戦していても気がつくと1日に2万歩ほど歩いていることがある。そのため歩きやすく履き慣れたスニーカーなどで行くのがベスト。
重要な雨の日対策と耳栓
サーキットは場所によって天候の変わりやすさも違う。よって現地の天気や気温などはまめにチェックし、雨具は常備しておこう。オススメはカッパと折りたたみ傘。とくに指定席で観戦する場合は周りにも人がたくさん座っているので、正直傘を使われると観戦の邪魔になってしまう。そこで、指定席で雨が降った場合はカッパ、サーキット内を移動する際は傘という使い分けができるといいかもしれない。 また観戦の際に必要になってくるのが耳栓だ。とくに小さいお子さまを連れての観戦や大きな音が苦手という方は必須。現地でもヘッドフォン型のイヤープロテクターなども販売されているので、実際に見てから必要に応じて購入でもいいかもしれない。また公式のロゴ入りタイプなどもあるので気になる方は現地でぜひ探して欲しい。 スーパーGT公式グッズ以外にも各チームがタオルやチームウェアなど、レース観戦をさらに盛り上げるアイテムをオンラインショップまたは現地の物販ブースで販売している。もちろんこれらを買わなければいけないという決まりはないが、会場の雰囲気を見ると絶対に欲しくなってしまうから不思議。実際にタオルやパスケースなどは持っていて損はないので、推しのチームや公式アイテムを記念に買ってみてもいいかもしれない。
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