「身体が違ったもん。キレッキレ」名古屋でストイコビッチが本領発揮、何があった? 小倉隆史が回想「一緒に愚痴っていたんだけどね」
名将ベンゲルの就任で一変
元日本代表FWの小倉隆史氏が、前園真聖氏のYouTubeチャンネル「おじさんだけど、遊んでもいいですか?」に出演。名古屋時代のストイコビッチについて語った。 【動画】前園真聖&小倉隆史&山口貴之がJ創成期のレジェンドを語る! 小倉氏は、1994年から99年まで名古屋でチームメイトだったストイコビッチの鋭い切り返しや高精度パスなど、その図抜けたパフォーマンスに言及する。 ただ、来日初年度は本領発揮とはいかず、95年のアーセン・ベンゲル監督就任を機に変貌を遂げたという。 「その前の年は、一緒に愚痴っていたんだけどね。(94年に監督だったゴードン・)ミルンの時は干されて、2人とも。ベンゲルが来たらシェイプするわ、遅刻しないわ、先頭で走るわ、って始まったら、あのプレーだもんね。びっくりした。『できるじゃん、お前』って」 新監督のもと、ピクシーは目に見えて変化したという。 「しっかりモチベーションを上げたんだろうし、身体が違ったもん。二絞りぐらいしてきて。キレッキレ」 数々のスーパープレーでファン・サポーターを魅了したストイコビッチの活躍の裏には、その後にアーセナルを20年以上率いた名将の存在があったようだ。 構成●サッカーダイジェストWeb編集部