ア・リーグ東地区最下位ブルージェイズが2日間で7人のマイナー選手を獲得 元ドラ1投手、生え抜き捕手ら放出
◆ ブルージェイズが2日間で3件のトレード 現地時間27日、トロント・ブルージェイズは2件のトレード成立を発表。ネート・ピアソン投手(27)をシカゴ・カブスへ、ダニー・ジャンセン捕手(29)をボストン・レッドソックスへ放出した。 ピアソンは2017年のドラフトでブルージェイズ1巡目、全体28位指名を受けて入団。2020年にデビューを果たし、主にリリーフとして通算93試合に登板。今季は41試合に登板して0勝1敗、防御率5.63という成績。2026年シーズン終了時まで保有可能だったが、放出に至った。 ジャンセンは2013年のドラフト指名から約12年間ブルージェイズに所属。デビュー2年目の2019年から2023年まで、短縮シーズンの2020年を除く4シーズンで二桁本塁打を記録している強打が売りの捕手。今季は61試合に出場して打率.212、6本塁打、OPS.672という成績。今季終了後にFAとなる。 アメリカン・リーグ東地区最下位に沈むブルージェイズは7月末のトレード期限に向け、売り手としての動きを展開。現地時間26日には、一時クローザーも務めたイミ・ガルシアをマリナーズに放出するなど2日間で3件のトレードを成立させ、計7人のマイナー選手を獲得。今季終了後にFAとなる菊池雄星やジャスティン・ターナー、2年契約のリリーフ投手チャド・グリーンらも他球団から関心を集めている。
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