ロバート・ダウニー・Jr.、ユニバーサル新作に主演
米ユニバーサル・ピクチャーズが米作家ジュリアナ・バゴットの短編小説「The Hider」の映画化権を獲得した。主演には、オスカー俳優のロバート・ダウニー・Jr.を起用する見込みだと米Deadlineが報じた。 「アントマン&ワスプ」のアンドリュー・バレルとガブルエル・フェラーリが脚本を担当する。企画は初期段階で、映画版のあらすじは明かされていない。 ダウニー・Jr.は、妻で製作パートナーのスーザン・ダウニー、アマンダ・バレルとともにチーム・ダウニーを通してプロデュースを行う。トリー・タンネルとジョビー・ハロルドがセーフハウス・ピクチャーズを通してプロデューサーとして携わるほか、原作者のバゴットが製作総指揮、フィニアス・スコットが共同製作を務める。 今年に入ってダウニーJr.の話題が尽きることはなく、ユニバーサル製作、クリストファー・ノーラン監督「オッペンハイマー」で見事アカデミー助演男優賞を受賞、HBOのリミテッドシリーズ「The Sympathizer(原題)」では、エミー賞助演男優賞にノミネートされた。今年5月には、ピューリッツァー賞を受賞した劇作家アヤド・アクタールの新作「McNeal(原題)」でブロードウェイデビュー。そして、MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)にドクター・ドゥーム役で復帰することでも大きな注目を集めた。