【RIZIN】イゴール・タナベが「もやもや病」で一時MMAから撤退「必ず復活し戦います」
格闘技のRIZINファイティング・フェデレーション(FF)は28日、「イゴール・タナベ選手に関するお知らせ」という声明を発表。「本年大みそかの出場に向けて準備を進めておりました。出場にあたりメディカル書類の提出のため、12月はじめに病院にてMRIを撮ったところ、『もやもや病』との診断を受けました。この疾病は、脳出血や脳梗塞を起こしやすい状態であるため、MMAや頭部に打撃のある競技、また減量に伴う過度の脱水は非常に危険であるという診断を受けたため、しばらくは競技の一線から退くこととなりました。現時点で復帰時期などのめどは立っておりませんが、進捗(しんちょく)状況がありましたら都度ご案内をさせていただきます」と、イゴールがもやもや病のためにしばらく競技から退くことを明らかにした。 イゴールはRIZINを通じ「年末にこのような報告をすることをおわび申し上げます。しばらく、RIZINのリングで戦えないことを非常に残念に思っています。今年は迷惑をかけることが多く、リングで全てを取り返したかったのですが、かなわず悔しい気持ちでいっぱいです。もやもや病は完治がないと言われていますが、私はこれまでも不可能を可能にしてきました。必ず復活し、また皆さんの前で戦います。それまでは、柔術やグラップリングで世界を目指しますので、これからも応援をよろしくお願いいたします」とコメントした。