役場職員など名乗り、ATMでの操作促す 沖縄本島北部と中部で還付金詐欺 70代2人が計200万円被害
県内で還付金詐欺の被害が相次いでいる。宜野湾署は16日、本島中部の70代女性が約100万円をだまし取られたと発表した。15日には本島北部の70代男性が同額の被害に遭っており、県警が注意を呼びかけている。 【グラフ】過去5年間の特殊詐欺の被害認知件数と検挙人数(沖縄県警まとめ) 宜野湾署によると16日午前11時半ごろ、女性宅の固定電話に「サキマ」を名乗る男から「還付金を受け取ることができる。口座に振り込むため、近くの銀行に行って手続きをしてほしい」とうその連絡があった。その後近くのATMに行き、携帯電話で男から指示を受けて操作。明細を確認したところ、100万円が送金されていることに気付いた。 北部の男性には15日、役場職員を名乗る者から電話があり、同様の手口で約100万円をだまし取られた。