郵便局「昼休み」熊本県36局でも試験導入始まる
熊本朝日放送
熊本県内36の郵便局でも「昼休み」を試験導入です。 木脇みなみ記者 「きょうから県内の郵便局でもお昼の窓口業務が休止されます」 熊本市中央区の熊本北帯山郵便局では、午前11時半に、入口ドアのブラインドが閉められました。 利用客 「平日(仕事の)休みが多いので、ずっと開いているとうれしいですけど(局員の)働き方もあると思いました」 日本郵便は、2021年から窓口業務への「昼休み」の試験導入を進めていて、11月5日から全国約1400の郵便局に拡充させています。 労働環境の改善を目的に、郵便・金融窓口を午前11時から午後2時半の間に1時間休止するもので、熊本県内では11日から10市町の36の郵便局で始まりました。 阿蘇市の肥後山田郵便局でも― 利用客 「働き方改革で色々変わってきていますよね。ずっとぶっ続け夕方まで開いているけん、やっぱり休憩は必要」 これまで局員は交代で休憩をとっていましたが、その間は少人数での対応となり、1人あたりの業務量が偏ったり、防犯面でも心配があったりしたといいます。 日本郵便経営管理部・末岡哲哉課長 「近隣の郵便局をご利用いただいたり、ATMは窓口が休止しても稼働していますので、ご利用いただき、何卒ご理解をいただければ」 熊本県内で昼休みが導入された郵便局は、次の通りです。 ■熊本市 保田窪、帯山、北帯山、西原、横手、出仲間、平成、平田、米屋町、坪井五、杉合 ■阿蘇市 赤水、尾ヶ石、肥後山田、波野 ■宇城市 郡浦、大岳 ■八代市 竜峰、五家荘、下岳、河俣 ■荒尾市 宮内、四ツ山、新生、万田 ■天草市 小宮地、食場、牛深 ■南関町 大原、南関、坂下、賢木 ■多良木町 多良木、久米 ■山都町 清和 ■小国町 杖立