米軍オスプレイ運用一時停止「国から適切なタイミングで情報があったとは言い難い」…山口県岩国市長が苦言
米軍が輸送機オスプレイの運用を一時停止した問題で、山口県岩国市の福田良彦市長は、13日夜の取材に「国から適切なタイミングで情報がしっかりとあったとは言い難い」と述べ、国の情報提供のあり方に苦言を呈した。 【写真】米軍岩国基地
国が米側から受けた説明として、米海軍のCMV22オスプレイが9日から一時的に全ての飛行を見合わせていると岩国市に連絡したのは、13日になってからだった。同機種は国内では米軍岩国基地にのみ配備されている。
福田市長は「外交、安全保障政策を所管する国においては、必要な情報を迅速に関係自治体に提供することを改めて強く求めていきたい」と語った。
リチャード・ラスノック基地司令官は取材に「飛行停止についての直接のコメントは控えたい」と話した。