奥州西学校給食センター2026年8月稼働見込み 現地で安全祈願祭
岩手県奥州市胆沢の旧小山中跡地に新築する仮称・奥州西学校給食センターの安全祈願祭は26日、現地で行われた。2026年8月の稼働開始を見込む。 市、施工業者ら関係者約50人が出席。くわ入れなどの神事を行い、工事の無事を願った。小野寺隆夫副市長は「安全安心な施設を建設するようお願いする。本工事の完成に向けて万全を期す」と倉成淳市長のあいさつを代読した。 給食施設の老朽化に伴い、9月に着工した。鉄骨造り2階建て、延べ床面積3208平方㍍。工事費は約24億円。稼働開始時は水沢、胆沢、前沢、衣川地域の12小中学校に供給予定で、将来的には15小中学校に1日最大4500食の提供を計画する。 2階研修室から1階調理場が見学できる構造で、食育の推進を図る。