人気が爆発しているのは!? J1入場者数アップ率ランキング5位。相変わらずすごい客足! 不振も熱気は変わらず?
明治安田J1リーグは後半戦に突入し、FC町田ゼルビアがなおも首位に立っている。町田のようにファンの期待が高まっているクラブがあれば、盛り上がりに欠けるクラブもある中で、今回はJ1リーグ全20クラブの今季の1試合平均のホーム観客動員数を集計し、昨季からの上昇率をランキング形式で順位ごとに紹介する。(データは第24節終了時点)
5位:浦和レッズ 本拠地:埼玉スタジアム2002 収容可能人数:6万2040人 2023シーズン1試合平均:3万509人 2024シーズン1試合平均:3万6969人 前年比:121.2% 今季もJ1最多観客動員数を誇る浦和レッズは、前年比で121.2%の1試合平均観客動員数3万6969人を集めている。 今季の浦和は、ホーム開幕戦の東京ヴェルディ戦で5万863人の観客が訪れ、ここまでの最多観客数を記録している。その後も4万人超えが6試合と、成績が振るわない中でもファンの熱気は失われていない。 今季最低は第22節の湘南ベルマーレ戦で1万6787人だったが、こちらは浦和駒場スタジアムでの開催であり、埼玉スタジアム2002では2万人を下回った試合がない。1万6787人が入った「聖地・駒場」のゲームは、キックオフ時間が変更となるほどの大雨が試合前に降ったものの、スタンドはほぼ満員となり、今季最低という雰囲気ではなく、かえって浦和ファンのアツさを強調する形となっていた。 1試合平均の観客動員数が昨季に比べて上昇した理由の1つは、昨季はホームでの最初の2試合が埼玉スタジアムの芝の張り替えの影響で駒場開催となったことにある。ただ、それを差し引いても今季はハイペースで、15年ぶりに1試合平均4万人超えを達成する可能性も十分にある。 今季の浦和は、ホーム限定であればJ1・20チームで4位タイとなる勝ち点21を獲得しているが、アウェイでは勝ち点12と苦しんでいる。リーグ屈指の戦力がいるだけに、大きな声援にさらに応えることが求められるだろう。
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