中国の運用可能な核弾頭600発と推計 米国防総省
アメリカ国防総省は、中国の軍事動向に関する年次報告書を公表しました。運用可能な核弾頭は600発を超えていると推計しています。 【映像】中国の運用可能な核弾頭600発と推計 国防総省は18日に発表した報告書の中で、中国の核戦力についてより大規模で多様な戦力を備え、「エスカレーションの各段階で複数の選択肢を確保しようとしている」と分析しました。運用可能な核弾頭の数は今年半ばまでにすでに600発以上にのぼり、2030年までに1000発を超えると推計しています。 1年で100発ほど増えた計算で、想定を上回るペースに警戒感を示しました。中国の実際の国防費は公表された額よりも40～90％多く、2024年は約3300億ドル～4500億ドルにのぼるとの見方を示しています。 一方、中国軍内部の汚職や腐敗が軍の近代化に向けた目標達成の「妨げになっている可能性がある」と指摘しています。（ANNニュース）
ABEMA TIMES編集部
