22日、愛知県岡崎市の渡辺米穀店を取材したところ… （渡辺米穀店 渡邊正明 店主） 「仕入れ値が、すごく上がってしまって予想以上の上がり幅。1.5倍以上ですね」 【写真を見る】「こんな値段付けたの初めて」コシヒカリ1キロ590円→830円 ふさおとめ370円→620円 米穀店で苦渋の値上げ 品揃えも変化 渡辺米穀店では、愛知県産のコシヒカリの仕入れ値が去年の同じ時期に比べ1俵=60キロあたり9000円ほど高くなったといいます。 22日、愛知県岡崎市の渡辺米穀店を取材したところ…。 （渡辺米穀店 渡邊正明 店主） 「仕入れ値が、すごく上がってしまって予想以上の上がり幅。1.5倍以上ですね」 渡辺米穀店では、愛知県産のコシヒカリの仕入れ値が去年の同じ時期に比べ1俵=60キロあたり9000円ほど高くなったといいます。 （渡辺米穀店 渡邊正明 店主） 「ちょっと、ひどすぎますね。異常だと思います」 そこで店主の渡辺さんは苦渋の「値上げ」に踏み切りました。 新潟県産の「コシヒカリ」は去年は1キロあたり590円でしたが、現在は830円に。 千葉県産の「ふさおとめ」は、去年は1キロあたり370円でしたが、現在は620円に値上げ。 さらに、地元・愛知県産のコシヒカリは、400円から580円に値上げです。 （渡辺米穀店 渡邊正明 店主） 「こんな値段付けたのは初めて」 ■70種類以上も並んでいた店頭の米が… さらに、品揃えにも影響が…。 （渡辺米穀店 渡邊正明 店主） 「もう1列は並べていた、あともう少しぎっしり」 これは、ことし5月に撮影した店内の様子、70種類以上が並んでいました。 しかし、22日は40種類に激減、仕入れ値高騰のためです。 （渡辺米穀店 渡邊正明 店主） 「（米が）とれた所に全国から業者が買いに入ってしまって、相場がどんどん上がるばかり」 この状況が続くと外国産の米の仕入れも考えざるを得ないと話します。 （渡辺米穀店 渡邊正明 店主） 「アメリカ産とか、ある程度のレベルで。味もそこそこの米を仕入れて並べてみようかな」