【特集】「夢はメジャーリーガー」仲間たちの想い背負いプロの世界へ 坂井陽翔(読売テレビ「あすリートPlus」)
■それぞれが抱くプロへの想い プロ野球ドラフト会議
ことしも数多くの選手がプロ野球界への扉を開いた、プロ野球ドラフト会議。関西の高校生たちも夢への第一歩を踏み出しました。 番組テーマソング「証拠」がBGM!林 琴奈(JTマーヴェラス) 高校ナンバーワン投手の呼び声高い大阪桐蔭高校の前田悠伍(ゆうご)選手は、3球団競合の末、ソフトバンクにドラフト1位で指名。 (前田)「早く1軍に上がって、チームを勝たせられるようなピッチングをして、球界を代表するようなピッチャーになります!応援、よろしくお願いします」 そんなビッグルーキー擁する大阪桐蔭高校を大阪大会決勝で倒し、注目を集めた履正社高校の福田幸之介選手は、中日ドラゴンズから4位指名を受け、プロの道へと進みました。 (福田)「中日ドラゴンズに入って、日本を代表するようなピッチャーになります。頑張ります」 春の選抜高校野球で準優勝を飾り、持ち味の強肩強打で熱視線を浴びた、報徳学園高校の堀柊那(しゅうな)選手は地元・関西のオリックス・バファローズに4位で指名。 (堀)「入団したら、打てるキャッチャーとして応援されるような選手になれるように頑張ります。応援よろしくお願いします」
■高校No1投手・坂井陽翔
今年のドラフト会議。10月26日の運命の日、番組は兵庫の強豪・滝川第二高校の坂井陽翔(はると)選手に密着しました。 186センチの恵まれた体格から放たれる威力あるストレートと、キレのある変化球が持ち味の坂井選手。圧倒的なピッチングが観る人を魅了します。 (ディレクター)「ついにこの日が来ましたね。寝られましたか?」 (坂井)「きましたね!爆睡しましたよ(笑)」 堂々とした様子で運命の瞬間を待っていた坂井選手。そんな坂井選手を同級生たちは…。 (ディレクター)「今日、坂井君がプロ野球選手になるかもしれませんよ」 (同級生)「野球選手になるとスケールも大きくなると思うんで、車1台おごってもらいます(笑)」 和気あいあいとした雰囲気の中、冗談を言い合える素敵な仲間たちに囲まれる坂井選手。そんな彼が本格的に投手を始めたのは、実は高校入学後。入学時は129キロだった球速は、トレーニングを重ねた結果、149キロに。20キロもアップさせ、世間からも【高校ナンバーワン右腕】と評された坂井選手は、みるみる実力をつけ、ドラフト上位候補となるまでに成長しました。 (坂井)「角度がある、伸びのあるストレートが僕の1番の武器です。【自分の球を打てるものなら打ってみろ】という気持ちで、マウンドに上がっています」 高校生にして、すでに強靭な精神力をも兼ね備える坂井選手。そんな彼には、ずっと描き続けている大きな夢があります。 (坂井)「今日のドラフト会議でプロから指名を受けて、プロの世界でしっかり活躍することで、いつかメジャーリーガーになりたいと思っています」