JFL降格の岩手FW都倉賢、J3昇格の栃木シティへ期限付き移籍 プロ21年目もJリーガー
来季JFLへ降格する岩手は13日、FW都倉賢(38)が来季J3に参入する栃木シティへ期限付き移籍すると発表した。移籍期間は26年1月31日まで。 都倉は川崎Fの下部組織出身で、慶大在学中の05年にトップチームに昇格。08年途中から草津(現群馬)、10年に神戸、14年に札幌、19年にC大阪、21年に長崎とJ1・J2各チームを渡り歩いた。昨季で長崎を契約満了後、Jリーグ合同トライアウトを経て今季は岩手に加入。初のJ3では24試合2得点だった。 チームはJ3最下位でJFL降格が決まったが、都倉は今季JFL優勝でJ3昇格を決めた栃木シティへの期限付き移籍で、プロ21年目の来季もJリーグでプレーすることになる。J通算は450試合122得点。 都倉がクラブを通じて発表したコメントは以下のとおり。 「1年間ととても短い期間でしたが、グルージャの一員として戦えた事を誇りに思います。 また、岩手や盛岡の素敵な場所、温かい文化に出会えたことは僕の人生において大切な宝物となりました。 結果として最下位でJFLに降格してしまったことは残念でなりませんが、グルージャがここからまた這い上がりJ 3に昇格する事を心から応援しております。 チームは離れますが、これからも僕自身サッカーと全力で向き合っていきますので、これからも応援していただけたら嬉しいです。 1年間、ありがとうございました」