札幌がバンディエラ・宮澤裕樹の決勝点で待望の初勝利を飾る。J3は大宮がFC大阪との上位対決を制し、首位に再浮上! | 4月6日結果まとめ | Jリーグ
【国内サッカー ニュース】6日、明治安田J1リーグ第7節、J3リーグ第8節の計9試合が行われた。 ●【伊藤元太(今治FC)】ゴールキーパーが同点弾!フィールドプレーヤー顔負けのヘディングを叩き込む!
J1は、土曜開催唯一のカードとして開幕から未勝利が続く北海道コンサドーレ札幌と開幕から6戦無敗というクラブ新記録がかかるガンバ大阪が対決した。 試合は札幌がボールを握り、G大阪がボールを奪えば、鋭いカウンターでゴールに迫る構図で進んでいった。 その中で前半は、30分にペナルティエリア付近で獲得したFKをFWイッサム・ジェバリが直接狙ったシュートがポストに嫌われ、その直後のCKをDF福岡将太がゴールに押し込んだが、オフサイドの判定で前半をスコアレスで折り返した。 後半立ち上がりにもG大阪がMF食野亮太郎のターンしたところからラストパスに抜け出したFW坂本一彩が足先を伸ばすが、これを札幌の守護神GK菅野孝憲の好セーブに阻まれる。 立ち上がりはG大阪の勢いに押されていた札幌だったが、64分にはMF荒野拓馬が強烈なミドルシュートを放つが、これはバーを直撃。お互いにゴールが遠い展開が続く。 その中で均衡を破ったのは、札幌一筋のバンディエラMF宮澤裕樹だ。右サイドのペナルティエリアに入ったところでボールを受けた途中出場のMF長谷川竜也のクロスを宮澤が頭で合わせ、これをGK一森純が弾いたものの、ゴールに吸い込まれた。 待望の先制点を奪った札幌は、このリードを無失点で逃げ切って開幕7試合目にして待ちに待った初白星を飾っている。一方の1試合消化試合が少ないG大阪は、開幕からの無敗が5でストップ。クラブ新記録更新とはならなかった。 J3は8試合が行われた。SC相模原との上位対決に臨んだFC岐阜が後半立ち上がりにFW藤岡浩介のゴールで先制したものの、その後に追いつかれ、勝ち切れず、連勝が3でストップした。一方の大宮アルディージャは、FC大阪と対戦し、74分のオウンゴールでのリードを逃げ切って、1試合消化試合が少ない中、首位に立っている。 またアスルクラロ沼津は、FW和田育と津久井匠海が2得点ずつを仕留め、いわてグルージャ盛岡を下し、ホーム5連勝。ツエーゲン金沢も松本山雅FCを相手に6発を仕留めるゴールラッシュで快勝を飾り、3試合負けなしと右肩上がりに調子を上げている。 その他、開幕から未勝利が続いていたテゲバジャーロ宮崎は、奈良クラブに先制を許したものの、試合終盤に逆転し、待望の初白星を手にしている。 ■4月6日開催 結果 ・J1第7節: 札幌 1-0 G大阪 ・J3第8節: 鳥取 1-0 福島 今治 3-3 長野 大宮 1-0 FC大阪 相模原 1-1 岐阜 富山 1-0 北九州 金沢 6-1 松本 沼津 4-1 岩手 宮崎 2-1 奈良