令和6年度「横浜市世界を目指す若者応援事業」募集開始

　横浜市は2024年4月16日、海外留学を支援する「令和6年度（2024年度）横浜市世界を目指す若者応援事業」の募集を開始した。対象は横浜市内に在住・在学する高校生など。募集締切は「姉妹校等留学プログラム」が6月7日、「個人プログラム」が5月31日（いずれも必着）。 【画像】募集概要

　「横浜市世界を目指す若者応援事業」は、横浜にゆかりの深い篤志家からの寄附金を原資として、設立された基金を活用し海外留学を支援している事業。国際社会を舞台に活躍を目指す横浜市内在住・在学の高校生を対象としている。

　横浜市内在住・在学の高校生を外国の高校などに派遣するプログラムを実施する市内の高校・市民団体向けの「姉妹校等留学プログラム」と、横浜市内在住・在学の高校生向けの「個人留学」にて募集する。補助額は、航空運賃、授業料、寮費などを含む。

　「姉妹校等留学プログラム」では10～30プログラムを募集（1プログラム2名まで）。留学期間7日以上。補助額の上限は、1人あたり20万円。募集締切は6月7日（必着）。必要書類を、国際局政策総務課宛に郵送する。補助金交付決定は、7月上旬書類審査後、7月中旬プログラム選定。8月以降、高校・市民団体内での選考を経て交付を決定する。

　2023年度（令和5年度）は、横浜翠嵐高等学校など11名（6プログラム）が、アメリカ、オーストラリア、スウェーデン、メキシコに渡航した。

　「個人留学」では10～20名程度募集。留学期間は約1年。補助額の上限は、1人あたり40万円。募集締切は5月31日（必着）。必要書類を、教育委員会事務局高校教育課宛に郵送する。補助金交付決定は、6月から7月上旬に1次選考の書類審査、2次選考の面接を実施。7月中旬に交付を決定する。

　2023年度（令和5年度）は、33名（アメリカ14名、カナダ6名、オーストラリア、オランダ、ドイツ各2名、デンマーク、マレーシアなど各1名）が渡航した。詳細は、横浜市のWebサイトより確認できる。

◆2024年度（令和6年度）「横浜市世界を目指す若者応援事業」募集＜姉妹校等留学プログラム＞対象：横浜市内在住・在学の高校生を外国の高校等に派遣するプログラムを実施する市内の高校・市民団体補助額：20万円／人（上限）募集数：10～30プログラム（1プログラム2名まで）申込期限：2024年6月7日（金）必着＜個人留学＞対象：横浜市内在住・在学の高校生補助額：40万円／人（上限）募集数：10～20名程度申込期限：2024年5月31日（金）必着