松井秀喜「並ばなかったら巨人ヤバい」 岡本和真の7年連続30HRを確信 改善点は“四球を選ぶこと”
改善点は四球を選ぶこと「4番の割に少ない」
松井氏は自身と岡本選手の違いについて聞かれると、挙げたのはフォアボールについて。松井氏は「ひとつあるとすれば、フォアボールに対しての意識。成績を何日か前に見たが、4番バッターの割にフォアボールが少ないなと思った」と話します。 現役時代の松井氏と岡本選手の四球数を比較すると、松井氏に軍配。松井氏はリーグ最多となる4度の四球数を記録する一方、岡本選手は1度もリーグ最多はなし。松井氏がシーズン100四球を5度記録していますが、岡本選手の最多は72となっています。 「どうしても打ちたい打ちたいになっちゃうと、フォアボール選べなくなる。フォアボールを選ぶと打率も絶対上がってくる。(岡本選手が)打率で3割打ったの1回。自分の中では特に追い込まれた後、そこからフォアボールを取る意識が強かった」 四球をより選ぶことができれば、相手投手にとっては、もっと厄介な存在になると話した松井氏。岡本選手には、さらなる高いレベルを求める言葉を残しています。