【YouTube配信リポート】加治将樹&制作陣が「めんつゆひとり飯2」秘話を告白!
――「実は、ココこだわっています」という演出についてお聞かせください。 瀬野尾 「加治さんがすごいなと思ったことがあります。第4話に炊飯器で作った豚の角煮が出てくるのですが、炊飯器のふたをパカーンと開けて一本まるまるの角煮をフォークでボンと刺す前に、肉をなでてくださいとお願いしたら、ボソッと『おかえり』と言ってくれたんです。あれは僕の演出じゃなくて、加治さんがそういう気持ちになって小さく言っているんですよね」 加治 「あのシーンは、確か、シーズン2の撮影が始まってすぐくらいに撮影したので、『めんつゆひとり飯』おかえりの意味で言ったような気がします。あと、肉が僕の元においしくなって戻ってきた喜びもあったと思います」 瀬野尾 「いろいろな意味の『おかえり』があったところが深いですね(笑)。実は、第4話の編集をしていたら『おかえり』がカットされていてびっくりしました。多分、小さい声だったからノイズだと思ったんでしょうね。音声さんに『このシーンの裏にちっちゃく声が乗っているので消さないでもらえますか』と言って、復活させました」 加治 「『おかえり』おかえり!」 瀬野尾 「あと、ハンバーガーや牛丼を繰り返して食べる時に、1杯目で『いただきます』と言って2杯目以降も『いただきます』だと、悪くはないけど味気ないから、加治さんに『おかわりする時に何か掛け声が欲しいんですよね。なんかないですかね』と言ったら『分かりました。何かやってみます!』って、その時出たのが『おかわります』だったんです。すごく単純だけど面白い、こういうの僕では出ないんだよなと思って。アドリブでああいうのを欲していたんですよね」 頃安 「保ヶ辺が肉カスの良さをみんなに教えたくて、どんなに素晴らしいかというのを伝える時、加治さんがアドリブで急にエキストラの人にも肉カスを配り始めて…」
瀬野尾 「あー、あれもおかしかった。肉カスを『お願いしカス』と言いながら配るんですよね(笑)。『お願い』に『カス』をつけただけでおかしくて。三原ちゃんに、『いりカス?』って聞いたら受け取ったんだけど、次に鞘師さんにも『いりカス?』って聞いていて…。鞘師さんは何と言おうか迷った挙句に、なんか言っていたんですけど、そこはオンエアで切っちゃいました」 加治 「あの時、鞘師さんはめっちゃ迷っているんだけど、そういう時こそ鞘師さんが素でいい顔をするんですよね」 渡辺 「突然アドリブをぶっこまれて、素で驚いているあの感じがいいですよね」