キリンHDの南方健志社長「与野党とも目先の議論から脱するべき」 衆院選受けて苦言
与党の過半数割れに終わった衆院選を受け、キリンホールディングスの南方健志社長は28日にコメントを発表し、「与野党とも目先の政権や政策の議論から脱し、早期に安定した政策基盤を取り戻し、日本の活力を生み出す長期的なビジョンに立った政策実行に集中していくべきだ」と苦言を呈した。 今回の衆院選について、南方氏は「不透明な世界情勢や深刻な少子化問題など課題山積の中での重要かつ難しい選択であった」と指摘。ただ、衆院選を巡っては、自民党派閥パーティー収入不記載事件を巡る議論に終始し、政策論議が深まっていないとの声が多く上がっていた。
