【バスケ】仙台ホーム10連敗 荒谷裕秀は古巣相手に悔しい敗戦「我慢しきれなかった」
<バスケットボールBリーグ1部(B1):仙台66-79長崎>◇28日◇第15節◇カメイアリーナ仙台 仙台89ERSが長崎ヴェルカに敗れ、ホーム10連敗を喫した。古巣相手に悔しい敗戦となったSF荒谷裕秀(26)は「入りがすべてだと思っていて、我慢しきれなかった」と唇をかんだ。第1Qに長崎のフィジカルが生きた守備の前にわずか8得点に抑え込まれたのが痛かった。 第2Q終盤に本来のプレーを取り戻すと、最大24点まで広げられたリードは、第4Qでは一時6点差まで迫った。「前半の終わりにいい形を持ってこれたことが相手に効果的だった」。荒谷自身、移籍後最多の21得点と反撃したが、白星へあと1歩及ばなかった。 ホームでの連敗が続く中、勝利を待ち望む満員の4505人のブースターが熱い声援を送った。荒谷は「ホームで勝ってない中でも、こんなにたくさんの方が応援してくれて力になる。少しでも恩返ししたい」。きょう29日の年内最終戦、ホーム連敗を止める白星で締めくくる。