浦和MF原口元気「彼を一番評価しているのは僕ら選手たちだと思っている」 今季で引退MF宇賀神に言及
浦和は26日、さいたま市内で30日のアウェー・福岡戦に向けた練習を報道陣や一般に公開した。 MF大久保智明がケガのため欠席。DF大畑歩夢とMF松尾佑介はコンディション調整で別メニューとなった。 25日にMF宇賀神友弥の今季限りでの現役引退が発表された。ユースの後輩でもあるMF関根貴大は「自分は守られていた。自分の上に先輩がいてくれて、見本になる人がいて、いろんな面で助けになったし、いろんなものを受け止めてくれる一番の存在だった」と語り、「どんどん責任感というものを増していかないといけない」と決意をにじませた。 ユース出身のMF原口元気は、これまで宇賀神と同じサイドで連携を見せてきた。「寂しいし、僕もずっと、また一緒にやろうよって言っていた。彼の体調を見ても、プレーを見ても、まだまだできると練習で感じていた。もう1年一緒にやりたかった」。宇賀神は今季1試合の出場にとどまっているが、原口は「ウガが出ようが出まいが、おそらく彼を一番評価しているのは僕ら選手たちだと思っている。常に練習で見ていて、一緒にプレーして、その良さというのは選手たちが多分一番理解している」と語った。 FW興梠慎三は宇賀神とともに今季限りで引退することになる。「出る出ないは関係なしに、あいつの存在は凄く大きいものがあった。本当にリスペクトする一人」と称えた。今季はアウェー・福岡戦とホーム・新潟戦を残すのみ。「(宇賀神と)一緒にピッチに立てたらいいが、それは監督が決めること」と見据えた。