よみうりランドのシンボル「大観覧車」来週運転終了 老朽化に伴い44年の歴史に幕
44年間、思い出と共に回り続けてきた「よみうりランド」のシンボル、大観覧車が13日で運転を終了し、解体されます。新しい観覧車にバトンを託す今だけの特別な光景が見られるのは、あと1週間です。 【画像】「ツイン観覧車」乗り納めまで残り1週間
■新観覧車はバリアフリー&冷暖房を完備
並び立つ、2つの大きな観覧車。珍しい「ツイン観覧車」です。 今月13日で営業を終了する大観覧車の向かい側には、新しい観覧車が建てられています。 よみうりランド開園60周年を記念して、去年10月に新たな観覧車がオープン。40年以上にわたって親しまれてきた大観覧車の運転が終了するまで、期間限定でしか見られない特別な光景です。 古い観覧車が運転を始めたのは1980年(昭和55年)のことです。高さは61.4メートル、当時は「東洋一の大観覧車」として注目を浴びました。デートの定番としても人気でした。 5日は、ゴンドラやその窓に直接メッセージを書き込めるイベントが開催されていました。 母 「これ何?」 子 「ありがとう」 母 「ありがとうって書いたの?」 「思い出がいろいろあるね。主人との初デートと息子も初めてきたのがここの遊園地だったので、初記念日が2つあるから、それを残しました」 たくさんの人の思い出と共に回り続けてきた大観覧車。老朽化に伴い、13日に44年の歴史に幕を下ろします。 新しい観覧車「スカイゴーランド」は、車椅子のまま乗れる仕様で、冷暖房も完備、フルカラーのLED照明が取り付けられています。 よみうりランド メンテナンス担当 戸枝栄一さん 「今回はバリアフリーで、車椅子のお客様もそのまま乗れるのが最大の特徴と違い。もう本当に残りわずか。このツイン観覧車で、観覧車を見ながら観覧車を楽しんでもらえればと思う」 「ツイン観覧車」の見納めまで、あと1週間です。 (「グッド!モーニング」2025年1月6日放送分より)
テレビ朝日