常葉大菊川―桐陽　桐陽を完封した常葉大菊川先発の大村＝ちゅ～るスタジアム清水（写真部・堀池和朗）

　来春の選抜大会につながる第77回秋季高校野球県大会は23日、草薙、ちゅ～るスタジアム清水の両球場で準々決勝を行い、4強が出そろった。 　東海大翔洋は久保寺司の勝ち越し適時二塁打などで勢いに乗り、日大三島を振り切った。 　聖隷クリストファーは高部陸が常葉大橘打線を相手に1失点で完投。 　今夏の甲子園に出場した掛川西は終盤の得点で勝機をたぐり寄せ、静岡商との接戦を制した。 　常葉大菊川は大村昂輝が投打で活躍し桐陽に完封勝ちした。 　掛川西は9年ぶり、東海大翔洋は8年ぶり、常葉大菊川は2年ぶり、聖隷クリストファーは2年連続の準決勝進出。 　大会第6日は28日、草薙球場で準決勝を行う。 ■23日の試合（準々決勝） ▽草薙球場 東海大翔洋　7－2　日大三島 掛川西　5－4　静岡商 ▽ちゅ～るスタジアム清水 常葉大菊川　5－0　桐陽 聖隷クリストファー　4－1　常葉大橘　 ■28日の試合（準決勝） ▽草薙球場 聖隷クリストファー　9：00　掛川西 東海大翔洋　11：30　常葉大菊川