ベリンガム、審判侮辱で2試合の出場停止に…レアル・マドリードは上訴へ|ラ・リーガ
スペインフットボール連盟(RFEF)の競技委員会は6日、レアル・マドリードFWジュード・ベリンガムに2試合出場停止処分を科すことを決定した。 ベリンガムは2日のラ・リーガ第27節バレンシア対レアル・マドリード(2-2)の試合終了間際、自身がゴールを決める直前に試合終了のホイッスルを吹いたヒル・マンサーノ主審を侮辱したとして、同主審からレッドカードを提示されていた。 ヒル・マンサーノ主審は試合の報告書に「試合終了後のピッチ上で、攻撃的な態度で自分のもとに駆け寄り、『イッツ・ア・ファッキン・ゴール(its a fucking goal)』と何度も叫んだ」と記載。レアル・マドリードは審判を侮辱したわけではないと退場処分の不当性を主張していたものの、競技委員会は「何度も映像を確認したところ、審判の説明に誤りがあることを証明することはできなかった。選手の口調や態度および、そのフレーズを繰り返した回数は、直訳の意味を越えたところで彼の行動と言葉の効果を決定的なものとしている」と結論づけ、2試合の出場停止処分を科した。 ベリンガムはこの処分により、10日のラ・リーガ第28節セルタ戦(ホーム)、16日の第29節オサスナ戦(アウェー)を欠場することに。ただレアル・マドリードはこの決定に不服としており、上訴の構えを見せている。