黄色に輝くシンボル 大イチョウ、初のライトアップ 「学校とともに、いつまでも」 島根県出雲市
出雲市斐川町三分市の出東小学校校庭で15日、学校のシンボルとして親しまれる大イチョウのライトアップが始まった。黄色く色づいた葉の幻想的な空間が、地域の人たちの目を引き付けている。17日まで。 【見ごろ】三瓶山で紅葉が見ごろ リフトで登れて手軽に絶景楽しめる 見どころは「室ノ内」の斜面
大イチョウは高さが10メートル以上あり、この日は地域住民らが次々と訪れ、七つのライトに照らされて暗闇に黄色く浮かび上がるイチョウを眺めたり、写真撮影したりして楽しんだ。 今年は同校が合併してできる前にあった三分市小学校の開校150周年と、同校の前身・出東村尋常高等小学校の開校記念で、1924年にイチョウが植えられてから100年に当たる。記念事業で学校関係者などでつくる実行委員会が、ライトアップを初めて企画した。 ライトアップは午後6~8時。美多大宏実行委員長(64)は「黄色が映えてとてもきれいだ。学校とともに、この木もいつまでも残っていてほしい」と話した。