16日朝、横浜市青葉区の住宅で手足を縛られた状態で高齢の男性の遺体が見つかりました。 遺体は広範囲に暴行された痕があり、神奈川県警は殺人事件とみて捜査しています。 また、その後の捜査関係者への取材で遺体は脱衣所で発見されたことが新たにわかりました。 記者 「こちら閑静な住宅街ですが、規制線が張られ奥には警察官が見えます」 県警によりますと、16日午前9時半頃、横浜市青葉区鉄町の住宅で「玄関ドア脇の窓がきのうから開いている。 寒いのに何かあったのではないか」と近くに住む女性から通報がありました。 警察官が駆けつけたところ、高齢とみられる男性が倒れているのが見つかり、その場で死亡が確認されました。 男性は手と足をそれぞれ縛られた状態で、体には広範囲に暴行を加えられたような痕があり、出血もしていたということです。 捜査関係者によりますと、男性は住宅の脱衣所で発見され、この住宅に妻と2人で暮らす住人の男性とみて身元の確認を進めているとのことです。 また、玄関ドア横の高窓は一部割れていて、通報時は人が通れるくらい開いていたということです。 県警は、殺人事件とみて死因の特定を急ぐとともに、関東で相次ぐ一連の強盗事件との関連も捜査しています。 現場は、東急田園都市線市が尾駅からおよそ2キロの住宅街です。