ジャスタウェイ産駒ファリーザ超まじめ 今年開業の千葉厩舎2週連続新馬戦Vなるか/新馬戦
<新馬戦情報> 今週から福島、小倉競馬が開幕する。先週の土曜東京で厩舎初の新馬戦Vを飾った千葉厩舎は、福島芝1200メートル(29日か30日)のジャスタウェイ産駒ファリーザ(牝)で2週連続デビュー勝ちを狙う。 ◇ ◇ ◇ 今年3月開業の千葉厩舎は、先週土曜の東京新馬戦(芝1800メートル)をモンドデラモーレで制し開業初となる新馬勝ちを収めた。2週連続新馬戦Vを目指し福島開幕週にファリーザを送り出す。半兄には5月にリステッドを制したセオがいる。 火曜は開門一番のきれいなウッドコースをのびのびと駆け抜けた。コンパクトな馬体ながら、ばねのある走り。横山助手は「元気いっぱいでしたね。息の入りがすごくいいです。ゲートセンスもいいですし、うまく先手を取れそう。調教で苦しがるところもないし順調ですね」と能力の片りんを感じ取る。馬房ではオフモードに入り運動の疲れを癒やしていた。「性格はすごく真面目ですね。馬房でも余計なことはしない」と優等生ぶりを伝える。「厩舎としても(新馬戦を勝てば)いいアピールになりますからね。勝ち負けを意識できると思う。内容ある新馬戦にしたい」。内容、結果を求め、厩舎をさらに勢いづける走りを期待している。【井上力心】