国民・玉木雄一郎代表「よく分かりません」政局めぐる頻発ワードを「意味のない概念」と指摘
衆院選で28議席に躍進した国民民主党の玉木雄一郎代表が4日までに自身のX(旧ツイッター)を更新。メディアなどが使う政治用語に疑問を呈した。 【写真】トラボルタばりのポーズを決める玉木雄一郎代表 玉木氏は「マスコミや評論家の方が使いたがる『部分連合』という言葉。私には、どうもよく分かりません」と切り出すと「案件ごとに反対したり賛成したりするのは、政党として当然のことではないでしょうか? 立憲も、他の野党も、政府提出法案全てに反対しているわけではありません。賛成して通している法案だって沢山あります」と説明。「じゃあ『部分連合』って、いったい何ですか?他の野党も、その瞬間は『部分連合』なのですか? 全く実態にそぐわない、意味のない概念です。政策ごとに賛成したり反対したりする、あたりまえのことですよね」と問題提起した。。 続けて「国民民主党は、納税者の感覚からかけ離れた自民党の『政治とカネ』の問題は全く容認できません。だから、自公政権に入ることはないし、政権の延命に協力することもありません」とあらためて表明。「選挙の結果、自民党が比較第一党を維持しましたが、与党で過半数を割っています。そんな中で、『対決より解決』『政策本位』を掲げる国民民主党の議席を有権者の皆さんが伸ばしてくれました。だからこそ、こうした議会構成を受けとめて、国民民主党は、選挙で約束した『103万円の引き上げ』や『ガソリン税の見直し』など国民生活の向上に直結する政策の実現に全力を傾けているのです。そして、野党各党と連携して『政治資金規正法の再改正』も目指します。国民民主党は、どこまでも生活者、納税者の視点に立っています」とした。 玉木氏は「約束した政策の実現に全力を傾けるのみ」と強調し「政権の延命に協力する考えはなし」「連立もなし」と断言。「我々の考えはシンプルで一貫しています。国民民主党は、今日もまた、有権者の皆さんに約束した政策の実現を目指して、真っ直ぐに走っています」とつづった。