訪日外国人の約9割「日本食に満足」 その一方で…「日本食以外の料理を食べたくなった」人は4割弱
今や世界中で人気の「日本食」。そんな日本食に対する訪日外国人の満足度はどのくらいなのでしょうか。株式会社地球の歩き方(東京都品川区)が運営する訪日外国人向け多言語旅行情報サイト『地球の歩き方GOOD LUCK TRIP(好運日本行)』が実施した「外国人旅行者の日本食」に対する意識調査によると、約9割が「日本食に満足」していることがわかりました。その一方で、訪日旅行中に「日本食以外の料理を食べたくなった」人も4割弱ほどいることもわかったそうです。 【写真】日本食ではない料理を食べたくなった理由は? 調査は、過去10年以内に訪日旅行経験のある海外在住の10~60代以上の男女725人を対象として、2024年6月~7月の期間にインターネットで実施されました。 調査の結果、「日本旅行の際、日本食に満足した」(満足59.4%、やや満足31.3%)と答えた訪日外国人は90.8%を占め、訪日外国人の多くが日本食に満足していることがわかりました。 一方、「日本旅行の際、日本食以外の料理を食べたくなった」と答えた人は38.5%となり、「食べたくならなかった」(23.3%)と答えた人を上回る結果となりました。 そこで、「日本食以外の料理を食べたくなった」と回答した279人に、その理由として当てはまる項目を選んでもらったところ、「食のバリエーションを楽しみたかった」(77.1%)が最多となったほか、「特定の国や地域の料理が好きだから」(37.3%)、「慣れ親しんだ味を求めた」(22.6%)といった意見も挙げられ、日本で体験できる日本以外の国の料理にも高い興味を示していることがうかがえました。 また、「日本食ではない料理を食べたくなった際に取った行動」については、「飲食店を利用した」(79.9%)や「お店で商品を購入した」(69.2%)に回答が集まった一方、少数派ではあるものの、「特に行動しなかった」(3.2%)という回答もみられました。
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