国内製造業の空洞化とともに受注減少…産業機械の設計や製造手がける会社が破産開始決定 負債額は約1億6000万円 新潟・長岡市
新潟県長岡市のタカエンジニアリングが新潟地裁長岡支部から破産開始決定を受けたことが分かりました。 民間の信用調査会社・東京商工リサーチ新潟支店によりますと、タカエンジニアリングは各種産業機械の設計・製造業務を手がけ、県内外の企業に受注基盤を築いてきましたが、国内製造業の空洞化とともに徐々に受注が減少。新型コロナウイルス感染拡大以降は、大口案件を中心に受注が一段と減少する一方、物価の高騰により原材料の負担も増し、経営を圧迫してきました。 そのような状況が続き、先行きも見通し難だったことから、事業継続は困難と判断し、今回の措置となりました。 負債総額は約1億6000万円に上っていました。
NST新潟総合テレビ