雑用のような仕事を断る20代の後輩への対策は?【林家たい平師匠とふなっしーのお悩み相談室】
カジュアルなコンプレックスから人知れぬお悩みまで、ふだんなかなか人に話せないあなたの秘めたる思いに、たいっしーこと林家たい平師匠とふなっしーが答えます。 【写真ギャラリーを見る】
【お悩み】
最近一緒の部署になった20代の後輩の感覚についていけず戸惑っています。雑用のような仕事を頼むと「これはやる意味がないと思います」「この業務に疑問があるので」などと言ってやろうとしません。議論になるのも面倒だからつい自分でやってしまうのですが、仕事量が増えて疲れてきました。こういう世代にはどんな対策が有効なんでしょうか?(40代・化粧品会社)
たいっしー(以下、た) この人、「議論になるのも面倒」って言ってるけど、そこはやっぱりきちんとコミュニケーションをとったほうがいいと思う。ご飯とかに連れて行ってあげて、「この会社でどんなことがしたいの?」って聞いたり「じゃあこういうことも役立つと思うよ」って自分の経験も交えて話したりね。 ふなっしー(以下、ふ) 確かに、面倒がって放置していると後輩もそれに甘えるだけなっしな。やっぱり一度話し合うってことが大事なっし。 た 僕も師匠に弟子入りした時は、家に住み込んで掃除や洗濯、買い物の毎日。芸に何の関係があるのかとも思ったけど、ある時、師匠の家族が僕にとって最小単位のお客さんだって思ったの。彼らを喜ばせられなかったら、大勢のお客さんなんて到底喜ばせられないって考えるようになったら、雑用も苦じゃなくなったんだよね。 ふ ふなっしーも最初の頃は仕事を断られ続けて、それでもメールしたり電話したりしてたなっし。今となってはそれも無駄じゃなかったと思いますなっし。 た 要は考え方次第ってことなんだよね!
【たいっしー&ふなっしーにあなたのお悩みぶつけよう!】
林家たい平 さん はやしやたいへい 落語家 1964年生まれ、埼玉県秩父市出身。武蔵野美術大学卒業後、林家こん平氏に入門。レギュラー出演中の『笑点』で披露するふなっしーネタが評判。