“2つの病気”を公表、休業した24歳セクシー女優が語る当時の心境「最初は本当に動けなくて…」
体調不良の原因がわからず病院を転々と
――朝だけでなく、昼間も体調不良は続いたんですよね。撮影自体もツラかったのでは? 小梅:はい。市販の薬で症状を抑えたり、休憩を多めに取ってもらったりして、ごまかしながらやっていた部分はあります。すぐに病院に行けば良かったんでしょうけど、そんなにたいしたことはないと思っていて、我慢しちゃいました。 ――2023年初頭に病院に行って、でも「メニエール病」と「鉄欠乏性貧血」の診断が出たのが2024年になってから。ここでも1年近く経ってしまっています。 小梅:なかなか体調不良の原因がわからなくて、病院を転々としました。内科や耳鼻科、脳外科など、いろいろ診てもらったんですけど「問題ありませんね」と言われ続けてしまって。「やっぱり、私の気持ちの問題なのかな」と思い始めたときに、事務所のマネージャーさんが知り合いに耳鼻科でメニエール病に詳しい人がいる、とのことで「もしかしてメニエール病かも」と教えてくれたんです。そこに行ってみたら「可能性が高いですね」と。
「メニエール病」と「鉄欠乏性貧血」が判明するまで
――なかなか体調不良の原因がわからなくて病院を転々とする、というのはよく聞く話ではありますよね。 小梅:それから私の場合、もともと貧血があるんですけど、年々悪くなっていて。内科で診てもらったときに「たぶんメニエール病以外に、貧血もありますね」と言われて「鉄欠乏性貧血」の診断を受けました。 ――鉄欠乏性貧血とは? 小梅:これは親からの遺伝なんですが、血液を作るための鉄分を食事やサプリから補うのが難しい体質なんです。検査を受けたら「血液の量が一般的な人よりだいぶ少ない」って言われました。「ケガで血が多めに出ちゃったら、もう助からないってレベルだ」って。 ――そんなこともあるんですね。でも2022年、2023年と出演本数自体は30本以上じゃないですか。だからそこまで体調が悪いとは、ここで聞くまで想像していませんでした。 小梅:本当にマネージャーさんや、現場のスタッフさんの支えがあって、なんとか出演していましたね。