菅生新樹「普通って難しいよな」「20代の間に青春ものをやりたい」…地元・大阪で演技を語る
俳優の菅生新樹(24)が、カンテレであす17日放送のスペシャルドラマ『ぼくの人格シェアハウス』(深0:30~1:29 ※関西ローカル)に出演する。このほど、大阪市内の同局で行われた取材会に出席し、見どころを語った。 【写真】菅田将暉の弟・菅生新樹 デニムジャケットをさらっと着こなす 塩野瑛久が主演を務める、自問自答系ヒューマンコメディー。ハウスメーカー営業部員の主人公・相田雄介(塩野)は“トラブル回避”を最優先に日々を過ごし、ピンチのときにはいつも駆け込む場所があった。そこは脳内のシェアハウスで、恋愛至上主義で明るく積極的な人格、クールで知性派の人格、ビビリで消極的な人格が共存する。そんなある日、トラブルメーカーの後輩社員・大城守(菅生)が異動してきたをきっかけに、脳内シェアハウスの住人たちも大騒ぎになる。 空気を読まない大城のキャラクターに、菅生は「自分の役どころが本当にカギだなと思った」と向き合い、「思ったことを素直にちゃんと言うのが、大城の良いところでもあり、悪いところでもある」と説明。菅生自身はトラブルメーカーではないものの、仕事など積極的に意見を伝えるタイプだとし、「僕ももしかしたらトラブルメーカーなのかな?」とはにかんだ。 「普通って難しいよなと、改めて演じながら思った」と振り返り、今回の撮影が演技について考える機会になったよう。俳優デビュー後、多彩な作品出演が相次ぐなか、今後について「がっつりとしたザ・学園ものを一回もやってない。20代の間に青春ものをやりたい。刑事ものとかもいいですね」と意気込んだ。 大阪の出身。この日は、同局『よ~いドン!』(月~金 前9:50)にゲスト出演。生放送への出演は初めてで「あのスタジオで『人間国宝さんステッカー』配ってるところを見られるなんて、感慨深い。大阪にいた頃は想像もつかなかった」としみじみ。 秋に始まる連続テレビ小説『おむすび』への出演も決定したばかり。「単純にすごいうれしい。また(撮影で)大阪とも携われるので、うれしい」と目を輝かせた。