「紅白歌合戦」ワースト視聴率更新の不安材料は“知らない歌手”よりも「有吉アレルギー」か
■フワちゃんへの対応でも評価を下げた? そんな中、「知らない歌手」以上に不安材料とされているのが、司会を務める有吉弘行(50)だという。 昨年に続く2年連続の起用となったが、民放キー局のプロデューサーはこう指摘する。 「10本以上のレギュラー番組を持つ有吉さんですが、民放が重視するコア層(13~49歳の男女)の支持は高いものの、中高年層にはあの毒舌キャラを苦手としている人が少なくありません。紅白司会が発表された際には『有吉嫌いだから見たくない』とのコメントがSNSに頻出したほどで、実はアンチもかなりいます。昨年の紅白では、自身の売りであるヒールぶりはすっかり影を潜め、ただ台本を読んで進行するだけで良さがまったく出ていなかった。2年目ということで新鮮味もありませんし、昨年ほどの訴求力は期待できそうもありません」 また、今年は若者層の「有吉アレルギー」が増幅された出来事もあった。 「8月にはフワちゃんが芸人のやす子に対しての誹謗中傷コメントをSNSに投稿して、大炎上しました。その後、問題の発言を仲間内で大喜利をしたうえでの“誤爆”だったと釈明するも、最終的にフワちゃんは活動休止を発表しました。フワちゃんを公私ともにかわいがってきた有吉ですが、彼女を擁護するでもなく、諭すでもなく、10月にMCを務めた『オールスター後夜祭』で『フワちゃん、見てる~?』と名前を出してイジっただけ。この姿には視聴者も落胆し、有吉は株を大きく下げることになりました」(芸能記者) さらに間が悪いことに、一緒に司会を務める橋本環奈にもスキャンダルが勃発。不安材料がまた一つ増えることになった。 はたして、こうした劣勢を跳ね返せるか。有吉の“仕切り”に注目が集まる。 (泉康一)
泉康一