島田麻央がシングル史上初の4連覇「1番緊張する大会で優勝できて嬉しい」 男子は“三冠王”掲げる中田璃士が逆転で初優勝【全日本ジュニア】
【ペア】念願の全日本出場へ
“さえるか”こと清水咲衣・本田ルーカス剛史組が全日本ジュニアで連覇達成。 今季急成長を遂げている2人は、初出場のジュニアGPトルコ大会で表彰台にのぼり、ジュニアGPファイナル進出を決めている。 しかし10月、本田の腰の痛みにより、西日本選手権には出場できず、この全日本ジュニアが今季初の日本での試合となった。 万全な状態ではない中ショートでは、リフトやスピンで最高評価のレベル4を獲得。 新プログラムのフリー『photograph』では去年から約15点スコアを伸ばし優勝を飾った。 さらに去年叶わなかった全日本選手権への推薦出場も決まった2人。 「初めてのシニアのペアの舞台で、しっかりとその舞台を楽しみつつ、自分たちができることを全て出し切りたいなと思います」 着実にステップアップを遂げている2人の初舞台に期待したい。 【ペア】 1位 清水 咲衣・本田 ルーカス剛史(木下アカデミー)132.83点
【アイスダンス】さらあつが連覇
今季で3年目の岸本彩良・田村篤彦組が、リズムダンスとフリーダンスとも1位で完全優勝。 2位にはお互いシングルとの二刀流の吉田菫・小河原泉颯組が、3位には5年連続5回目の出場の山下珂歩・永田裕人組が表彰台に上った。 今大会で推薦された女子8名、男子8名、ペア1組は12月に大阪・東和薬品RACTABドームで開催される全日本選手権に出場する。
フィギュアスケート取材班