今季もマンUで出番は“21分”だけ…… アヤックス離れて苦悩の3年を過ごしたMFはどこへいく
アヤックス黄金メンバーの1人だったが……
2020年夏にアヤックスからマンチェスター・ユナイテッドに加入して3年。MFドニー・ファン・デ・ベークにとって、この3年は非常に厳しいものとなってしまった。 指揮官が代わってもMF1番手になることはできず、エリック・テン・ハーグの下でもそれは変わっていない。今季も構想には入れず、ここまで出番はリーグ戦での2分間とEFL杯の19分間を合わせた21分間だけだ。 マンUでの3年をトータルしても、プレイタイムは2151分に留まる。成績は2ゴール2アシストのみで、この数字が今後増えることはないだろう。英『GIVE ME SPORT』もマンチェスター生活の終わりは近いと今冬の退団を確実視している。 アヤックス時代は通算175試合に出場し、41ゴール34アシストを記録。2列目から前線へ飛び出せるパワフルなMFで、フレンキー・デ・ヨングやマタイス・デ・リフトらとチャンピオンズリーグ・ベスト4入りも経験した黄金メンバーの1人だ。オランダ代表にも選出されていたが、マンU移籍からの3年で大きくペースダウンしてしまった。 現在はドイツのフランクフルトからの関心が伝えられており、デ・ベークはまだ26歳と中堅世代だ。ここからの復活も十分に可能なはずで、何よりもまずはプレイタイムの確保が先決となる。
構成/ザ・ワールド編集部