最悪の無駄遣い…。マンU歴代“不良債権”ワーストイレブン【FW】なぜ獲ったのか? ファーガソン政権最悪の補強
マンチェスター・ユナイテッドはこれまで豊富な資金力で多くのスター選手を獲得してきた。しかし、期待を裏切った選手も少なくない。今回は、21世紀以降でマンチェスター・ユナイテッドが獲得した選手で“不良債権”となった例をワーストイレブン形式でポジション別に紹介する。※移籍金などのデータは『transfermarkt』を参照。
LWG:ベベ (カーボベルデ代表) 生年月日:1990年7月12日 在籍期間:2010年夏~2014年夏 移籍金:880万ユーロ(約12.3億円) クラブ通算成績:7試合2得点0アシスト アレックス・ファーガソン政権で“最悪の補強”と評されるのがベベだ。このポルトガル出身のWGは、当時ポルトガル2部リーグでのプレーしかなかったが、880万ユーロ(約12.3億円)もの移籍金でマンチェスター・ユナイテッドに引き抜かれた。 加入初年度に公式戦7試合に出場したが、トップチームでプレーしたのは2010/11シーズンのみ。それ以降はベシクタシュやリオ・アベなどへローン移籍で放出され、14年夏に300万ユーロ(約4.2億円)の移籍金でベンフィカへと活躍の場を求めた。 ベベのマンチェスター・ユナイテッド加入が失敗となった理由は明白だ。というのも、ファーガソン監督は選手を獲得する際に必ずビデオチェックをするのだが、ベベだけはその作業を行っていなかったのだ。結果的に7試合で見切られた結果、このFWは「ファーガソン政権最悪の補強」「史上最も不可解な移籍など、不名誉な形で有名になってしまった。
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