今年話題のアレは今… ビッグモーター“消えた街路樹” “ヤギのポニョ”が出産した双子
日テレNEWS NNN
今年も残すところ2週間となりました。この1年で「news every.」がお伝えしてきた様々な「気になる話題」の今を取材すると、驚きの変化も見えました。 ◇ 18日、「news every.」が向かったのは、東京・上野の百貨店です。クリスマスの装飾が人を集めていますが、この装飾が何でできているか街の人に尋ねてみました。 街の人 「アルミっぽい、色セロハンみたいな」 「お菓子のゴミみたいな」 実は、コロナ禍に店内で使われていた飛まつ防止のアクリル板などを再利用したものなのです。 松坂屋上野店 装飾担当・橋爪絵里さん 「今年はみんなで集まって明るい楽しいクリスマスを過ごしてほしい」 今年5月、5類に移行した新型コロナ。私たちの生活を隔てていたアクリル板などは、他にも案内表示や名刺、クリスマスツリーなど様々なものに再利用され、変身を遂げていました。 ◇ 2023年も様々なニュースが話題になりました。「news every.」が注目したのは、「ビッグモーター」のその後です。保険金の不正請求に加え、街路樹の伐採が問題になっていましたが、18日、神奈川県の店舗では… 記者(ビッグモーター川崎店、18日) 「このように木が植えられています」 川崎市によると、伐採されたツツジ6株を、ビッグモーターから入金された11万円で2か月前に植えたといいます。 愛知県でも… 記者(ビッグモーター名古屋名東店、18日) 「新しい木が生えています」 切り株だけになっていた場所に、木が復活していました。 記者(ビッグモーター名古屋中川店、18日) 「令和5年12月植栽と書いてあります」 近隣住民 「あれ?と思って見たんです。ずっとなかったの。青々としてこの方がいい」 ビッグモーターは、疑いのある全国全ての街路樹を原状回復する予定だということです。 ◇ あの“お騒がせ動物”のその後も取材しました。 記者(千葉・佐倉市、16日) 「佐助と草助、すごく大きくなりましたね」 3年半ほど前、千葉県佐倉市の線路沿いの斜面に、約3か月すみついたヤギの女の子「ポニョ」。市の施設に保護され、今年4月には、元気な双子の男の子を出産しました。 茶色の子は「佐助」、真っ白な子は、「草助」と名付けられました。あれから8か月がたち、生まれた時は2キロほどしかなかった体が、とても大きくなっていました。一緒に遊んで、仲良く過ごしているといいます。 草ぶえの丘 田辺篤也園長 「かわいい男の子ヤギというイメージから風貌も変わって、草助が真っ白だったのが茶色とか黒が入ってきました」 真っ白だった「草助」は、少しだけ茶色になりました。お母さんの「ポニョ」と同じく、地元で愛されている「佐助」と「草助」。園長は「たくましく成長してほしい」と話していました。