【金鯱賞】単勝万馬券で激走例あり!過去7年中6回該当「好走馬の法則」に合致した伏兵
金鯱賞(G2、芝2000m)には現在の3月に施行時期が移動した2017年から、過去7年中該当馬が6回馬券に絡んでいる「好走馬の法則」があります。 百聞は一見にしかず。ズバリ、「4コーナー先頭」の馬に注目して下さい! ▼4コーナー先頭の金鯱賞成績 [2-3-1-1] 勝率28.6% 連対率71.4% 複勝率85.7% 23年2着 フェーングロッテン(3人気) 22年1着 ジャックドール(1人気) 21年1着 ギベオン(10人気) 20年3着 ダイワキャグニー(6人気) 18年2着 サトノノブレス(8人気) 17年2着 ロードヴァンドール(7人気) スゴいでしょう? ジャックドールや昨年2着フェーングロッテンなどの有力所だけでなく、21年に10頭立ての最低人気(単勝227.3倍)で逃げ切ったギベオンを始め、普通に予想していては到底買えない爆穴馬も多数激走しているのは見逃せません。 金鯱賞で逃げ馬が活躍している理由として、前が止まらない開幕週に行われるだけでなく、実績馬であるほど余裕残しの状態で参戦。多くの場合は次走以降のG1が大目標のため、今回の結果より本番につなげるレースをしがちなことも挙げられます。 そのため有力馬であるほどレースの流れが遅くても道中は折り合いに専念。何が何でも勝ちに動かない傾向が散見されます。 例えばギベオンが単勝万馬券で逃げ切った21年のケースだと、単勝1倍台の断然人気に支持された牝馬3冠馬デアリングタクトは、前半1000m61秒4というスローペースでも勝負所では中団のまま。直線で猛然と追い上げるも2着まで差を詰めたところがゴールでした。 今年もメンバーを見渡すと、前に行きたい馬は片手で数えられるほど。その中でも積極的な競馬で直近続けて好走しているエアサージュは、逃げ馬の活躍が目立つ金鯱賞でこそ狙える逆転候補。オープンで好走実績が無い格下馬と侮りは禁物です!
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