<衆院選2024>東京都内の当選議員を全員紹介
10月27日に即日開票された衆議院選挙は、自民・公明の与党で合わせて215議席で、衆議院定数の過半数=233議席を割り込み、自民党の石破総裁が示していた「勝敗ライン」を下回る大敗となりました。東京都内でも裏金問題の影響は色濃く「自民党非公認」となった前職らが相次いで敗れました。一方、立憲民主党は公示前から50議席増やし、全国では148議席を確保しました。 東京の小選挙区(定数30)では立憲民主党が15議席、自民党が11議席、公明党が1議席で、“裏金問題”で自民党から非公認となった2人を含む「無所属」は3人が当選を決めました。また、比例区(定数19)では自民党と立憲民主党が5議席ずつ、国民民主党が3議席、公明党と日本維新の会が2議席ずつ、共産党とれいわ新選組が1議席ずつを獲得しました。東京選挙区の主な選挙区の結果と、当選した全議員を紹介します。 東京1区は立憲民主党の前職・海江田万里さんが、自民党の前職・山田美樹さんらを破り当選を果たしました。 東京8区は立憲民主党の前職・吉田晴美さんが事実上の「野党共闘」で選挙戦を展開し、再選を果たしました。 東京15区は立憲民主党の前職・酒井菜摘さんが「クリーンな政治」を訴え、新人4人を制しました。 東京18区は自民党の新人・福田かおるさんが立憲民主党の新人で元武蔵野市長の松下玲子さんらを破り、初当選を果たしました。松下さんは比例復活です。 東京21区は立憲民主党の前職・大河原雅子さんが、裏金問題で自民党を非公認となった小田原潔さんらを制し、当選を果たしました。 東京30区は立憲民主党の新人・五十嵐衣里さんが初当選を果たしました。 ■衆院選 東京小選挙区・当選(敬称略) 東京1区 海江田万里(立民・前) 東京2区 辻清人(自民・前) 東京3区 石原宏高(自民・前) 東京4区 平将明(自民・前) 東京5区 手塚仁雄(立民・前) 東京6区 落合貴之(立民・前) 東京7区 松尾明弘(立民・元) 東京8区 吉田晴美(立民・前) 東京9区 山岸一生(立民・前) 東京10区 鈴木隼人(自民・前) 東京11区 阿久津幸彦(立民・元) 東京12区 高木啓(自民・前) 東京13区 土田慎(自民・前) 東京14区 松島みどり(自民・前) 東京15区 酒井菜摘(立民・前) 東京16区 大西洋平(自民・新) 東京17区 平沢勝栄(無所属・前)※裏金問題で自民非公認 東京18区 福田かおる(自民・新) 東京19区 末松義規(立民・前) 東京20区 木原誠二(自民・前) 東京21区 大河原雅子(立民・前) 東京22区 山花郁夫(立民・元) 東京23区 伊藤俊輔(立民・前) 東京24区 萩生田光一(無所属・前)※裏金問題で自民非公認 東京25区 井上信治(自民・前) 東京26区 松原仁(無所属・前) 東京27区 長妻昭(立民・前) 東京28区 高松智之(立民・新) 東京29区 岡本三成(公明・前) 東京30区 五十嵐衣里(立民・新) ■衆院選 比例代表東京ブロック・当選(敬称略) *自民党(5人) 安藤高夫(28区・元) 伊藤達也(22区・前) 松本洋平(19区・前) 大空幸星(15区・新) 長島昭久(30区・前) *立憲民主党(5人) 鈴木庸介(10区・前) 松下玲子(18区・新) 有田芳生(24区・新) 阿部祐美子(3区・新) 柴田勝之(16区・新) *国民民主党(3人) 円より子(17区・新) 森洋介(13区・新) 鳩山紀一郎(2区・新) *公明党(2人) 河西宏一(比例単独・前) 大森江里子(比例単独・新) *日本維新の会(2人) 阿部司(12区・前) 猪口幸子(17区・新) *共産党(1人) 田村智子(比例単独・新) *れいわ新選組(1人) 櫛渕万里(14区・前)