両チーム最多17得点の石川真佑「良いパフォーマンスができた」途中交代のカナダ戦から中一日で大活躍
◆バレーボール ▽ネーションズリーグ女子福岡大会 日本 3(25―22、25―18、25―15)0 セルビア(15日、北九州市西日本総合展示場) ホームでの1次リーグ第3週で、パリ五輪の出場権を確定させた日本は、21年東京五輪銅メダルのセルビアを3―0で退け、8勝目(3敗)を挙げた。開催国のタイと上位7チームによる決勝トーナメント(20日~23日、タイ)への進出も既に決めている。 両チーム最多17得点を挙げたのは石川真佑。フルセットの末に敗れた13日のカナダ戦は第2セットで途中交代だった。悔しさをバネに、この日は第1Sから躍動。チームの勝利に貢献した。試合後の主な一問一答は以下の通り。 ―試合を終えて 「私自身、良いパフォーマンスができたところもありますし、カナダ戦での悔しさもあったので、今日しっかり結果として勝てたのは良かったと思います」 ―カナダ戦から、どう気持ちを切り替えた? 「自分自身のミスや、数字のところでも悪くて変えられた部分もある。一日空いたので、しっかり気持ちを切り替えて、今日良いパフォーマンスができるような準備をしようと思って過ごしました」 ―五輪切符も獲得した中で、チームの中でどんな存在になっていきたいか? 「点数をとれる選手はたくさんいるんですけど、その中で勝負どころで決めきるポジションでもあると思う。自分はオフェンスだけじゃなくて、ディフェンスでもチームに貢献していかないといけないと思っている。オフェンス、ディフェンス、波のない安定したプレーをしていきたいと思っています」 ―東京五輪との心境の変化は? 「東京五輪の時よりも自分自身、成長している部分もあるので、そういったところは新しい気持ちでパリ五輪に臨めると思います。東京五輪で経験させてもらっているので一つ、経験は大きいと思いますし、自分のプレーのところでも東京の時より、また違うかなと思います」 ◇福岡大会の日本の試合日程(12~15日は午後7時20分開始、16日は午後6時45分開始) ▽12日 3○0韓国 ▽13日 2●3カナダ ▽15日 3○0セルビア ▽16日 米国
報知新聞社