「愛」か「金」のどちらかがあればいい…離婚カウンセラー直伝の離婚後に後悔しない「決断」の仕方
冷静に俯瞰してみる
また逆に、パートナーの一向に変わらない言動を冷静に俯瞰してみると、「私は一生懸命に愛・お金を与えてきた。でも、この人には何も伝わっていなかった」と気づき、「自分を大切にするために別れるべき」と決心できることもあります。 このようにじっくり考えて決心したなら、離婚後に後悔することはないでしょう。 関係改善の努力が功を奏して、パートナーが態度を改めてくれることがあります。 これまで挨拶しても返事がなかったのに、「おはよう」と挨拶してくれるようになったり、口ゲンカが減ったり、会話がおだやかになったり、目に見えて関係が改善することもあるのです。 そういう努力をやってみてから、離婚するかどうかを決めてもらっています。
岡野 あつこ(夫婦問題研究家・パートナーシップアドバイザー)