【F1界が注目】ニューウェイの次の行き先は赤・緑・青?「疲れた」からの早期F1復帰に期待
F1はエイドリアン・ニューウェイの次の動きを固唾を呑んで待っている。F1史上最も有名で、最も人気のある技術者であり、カーデザイナーである65歳のニューウェイだが、現在はレッドブルF1の最前線から身を引き、「疲れた」として休息を取ることを誓っている。 しかし、彼はマネージャーであり友人でもあるエディ・ジョーダンとの新しいインタビューで、いつかはF1で「再び」戦うことになるだろうと語った。実際、すでにフェラーリやアストンマーティン、さらにはメルセデスやウィリアムズへの移籍も噂されている。 ■“青”のウィリアムズは話し合いを一時中断 「私は彼を非常に尊敬しているよ」とウィリアムズのジェームズ・ボウルズ代表はイモラで語った。2週間前にマイアミでニューウェイとイギリスのグローブに本拠を置くチームへの復帰の可能性について話したことを認めている。 「ウィリアムズが再び活躍する場になることを話したよ。彼は急いではいないので、今のところ話は一時中断している。彼を欲しがっている大物たちもいる」とボウルズは微笑んだ。 ■“赤”のフェラーリのドライバーたちはニューウェイを歓迎 フェラーリの代表であるフレデリック・バスールは、マラネロにあるフェラーリがニューウェイに興味を持っていることを認めたがらなかったが、ルイス・ハミルトンはマイアミで、2025年以降に彼が赤いレースを着ることになったら、同じイギリス人である彼と仕事をすることを「とても」望んでいると明言した。 そして今、イモラでシャルル・ルクレールもニューウェイとフェラーリの噂について質問された。 「パドックの誰もがエイドリアンのような人物を欲しがっている。彼がいれば、付加価値やチャンスになる。彼を獲得できるかどうかはこれからだね」とルクレールは認めた。 しかし、ニューウェイがいなくてもフェラーリはすでにF1の頂点に返り咲くための道を歩んでいるという点では、ルクレールはバスールの意見に同意している。 「チームとして、ここ7、8ヶ月で最も進歩したのは僕たちだ。でも、エイドリアンはいつか一緒に仕事をしたいと思うエンジニアの一人だ。今のところ、彼はレッドブルにいたから詳細については見てないけど、将来的に一緒に仕事ができるかどうか見てみよう」。 ■ニューウェイの行き先は「赤?緑?」 レッドブルのコンサルタントであるヘルムート・マルコ博士は当初、マイアミの後、ニューウェイがF1に復帰する際のユニフォームは「グリーン」だと語ったが、その数日後には「レッド」に変更した。 すでにアストンマーティンのグリーンを着用しているフェルナンド・アロンソは、イモラでニューウェイについて質問された時にこう答えている。 「彼と一緒に仕事をしたいと常に思っていた。彼はF1史上最高の一人で、このスポーツの真のレジェンドだと思う。僕は常に彼への称賛を表明してきた。彼が将来何をするか見てみよう」とアロンソは付け加えた。
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