サウジアラビアでも苦戦するジェラード監督 8試合勝利なしのチームに冬の補強は欠かせない
大型補強をクラブに要請
今夏にサウジアラビアのアル・イテファクの監督に就任したスティーブン・ジェラード。 スコットランドのレンジャーズの監督に就任したジェラードは、2020-21シーズンにライバルのセルティックに競り勝ちリーグ優勝を収めたが、2021年に就任したアストン・ヴィラでは苦戦。そして今夏にはサウジアラビアで監督キャリアを再開させたが、思うような結果は残せていない。 ジェラード就任後、リヴァプールからMFジョーダン・ヘンダーソン、PSGからMFジョルジニオ・ワイナルドゥムといった選手を獲得したが、直近8試合は勝利がない状況だ。順位も9位に現在沈んでいる。 そんなジェラード率いるアル・イテファクだが、英『Daily Mail』によると、指揮官は1月の移籍でクラブに大型補強を要請しているという。 「我々はこの期間、そして夏の期間でも、我々がビジネスを真剣に考えており、現時点の順位ではなく、リーグのトップで競争力を持ちたいということを示す必要がある」 「これは集団的なものであり、今ここにいる選手たちはもっと貢献する必要があり、人々もステップアップする必要がある。適切なタイミングでチームに大きな変化をもたらすことができればと願っている。1月末にはこれまでとは違ったより強く、より競争力のあるチームが見られることを願っている」 サウジアラビアのクラブからの関心は、近年大きな注目を集めており、今夏にも多くのスター選手が移籍を果たしている。 シーズン後半に向けて、順位を上げていく必要のあるジェラードは1月にどんな大物を引っ張ってくるのか注目だ。
構成/ザ・ワールド編集部