金沢港に豪華客船MSCベリッシマ年内最後の寄港
金沢港に18日、MSCクルーズ社(スイス)の豪華客船「MSCベリッシマ」(17万1598トン、全長315・83メートル、定員4418人)が寄港した。クルーズ船の寄港は年内最後で、港には19階まである大型船を見物する人の姿が見られた。 金沢港振興協会によると、MSCベリッシマの同港への寄港は今年8回目。今回は14日に東京を出発し、函館、秋田を経由して金沢に到着した。夕方に金沢を出港し、韓国・済州、鹿児島を巡って東京に戻る。 大浜埠頭(ふとう)では、加賀友禅大使でつくる「加賀友禅Omotenashiの会」が着物姿で乗客を迎えた。能登半島地震で被災した輪島の漆器業者2社が県と金沢市の補助を受けて販売ブースを設けた。船内では応援消費が呼び掛けられた。