「めちゃくちゃ頑張ってくれた」闘莉王が19歳CB高井幸大を激賞! 木村誠二も「7点」の高評価「非常に良い戦いをしてくれた」【パリ五輪】
「まだ早い。オリンピックはオリンピック」
元日本代表DFの田中マルクス闘莉王氏が、自身のYouTubeチャンネルでU-23日本代表のDF高井幸大と木村誠二について語った。 【動画】闘莉王がスペイン戦の大岩ジャパンを採点! 大岩ジャパンはパリ五輪の準々決勝でスペインと対戦。0-3で敗れ、ベスト8敗退に終わった。そのなかで、闘莉王氏は、この試合に出場した選手たちを採点。基準点を「6点」とするなかで、4バックのCBを務めた高井幸大と木村誠二には「7点」と高く評価する。 「2人とも素晴らしいプレーをしてくれた。何で3失点しているのに、そんな評価するんだというと、特に1点目を取られてから、めちゃくちゃラインを上げて、もう時には不利でもボールに果敢に行く。この両センターバックは非常に良い戦いをしてくれた」 特に高井は、この試合のMVPだという。 「ボールを取った後のフィードも良かったと思うし、常にマンツーマン気味に戦っていた。時にはラインをリスクを犯してデコボコにして出なきゃいけなかった時もあって、出た時に必ずボールを取るか、そこで止めるか。 非常に戦術的にもよく理解して。負けている試合にどれだけのリスクを負っていかなきゃいけないかと理解したうえで、めちゃくちゃ頑張ってくれた。ラインが高ければ高いほどディフェンスは難しい。特にボールがハメていない時には出てくるので、必ずフォワードの方が有利になるのに、それを感じさせない。今日は有利にさせなかった」 そんな19歳の森保ジャパンへの“昇格”はあるのか。闘莉王氏は「色々な経験をして、必ずチャンスは回って来ると思う。冨安(健洋)がいるなか、板倉(滉)、谷口(彰悟)、町田(浩樹)もいて。競争は非常に高いレベルにあるなかでも、少しでもそれに近づくことは大事」としたうえで、「まだ早い。オリンピックはオリンピック」と時期尚早との見方を示した。 構成●サッカーダイジェストWeb編集部