【速報】ファクトリーカスタム「レブル1100SE」が新登場! 2025年新型レブル1100が北米と欧州で発表
レブルファミリーのトップモデルとなるレブル1100の2025年モデルが、アメリカとヨーロッパで発表された。新型のレブル1100は既存のラインナップに加えて、カスタムテイストの「レブル1100SE」が設定された。 【画像】「レブル1100 DCT SE」をギャラリーで見る(15枚) 文/Webikeプラス 後藤秀之
2025年モデルに追加された「レブル1100SE」
ホンダが新しいクルーザーのスタイルとして提案したレブルシリーズは、国内だけでなくアメリカやヨーロッパにおいても一定の成功を収めている。 レブル1100はアメリカとヨーロッパでは呼称が若干異なっており、アメリカでは「レブル1100」と「レブル1100T」、ヨーロッパでは「CMX1100 レブル」と「CMX1100Tレブル」となり、それぞれDCTモデルも用意される。 そのレブル1100のラインナップに新しく加わるのが「SE」というグレードで、ビキニカウルを装着したカスタムスタイルのモデルである。この「SE」はアメリカでは「レブル1100 DCT SE」とDCTモデルだけがラインナップされ、ヨーロッパでは「レブル1100SE レブル」となっているがミッションはやはりDCTのみとなるようだ。
「SE」も含めた全グレードで新型メーターを採用
SEは車体の基本は他の2025年モデルと同様だが、車体色と同色のビキニカウルが装着され、バーエンドミラーや専用デザインのシートが与えられる。そして、その他にも、特別にデザインされたフォークブーツ、純正ホンダ アクセサリーシリーズのスポーティなショートタイプフロントフェンダーなどを追加することで、ストリートスタイルのファクトリーカスタムとなっている。 2025年モデルでレブル1100シリーズはメーターに5インチのTFTディスプレイを採用し、このディスプレイは画面をカスタマイズすることができ、スマートフォンアプリ「Honda RoadSync」を介してスマートフォンと接続することができるようになっている。この機能によりハンズフリーナビゲーションやミュージックプレイヤーが使えたり、天気予報の確認をすることなどが可能になっている。また、ユニットの左側にはUSB-Cソケットが設けられており、スマートフォンなどを走行中に充電することができるのも嬉しい変更点だ。 また、シートクッションが10mm厚くなり、特に長距離走行時の快適性が向上。また、グリップ位置が12mm高く、28mm後ろに移動し、フットペグが50mm前方に配置されたことでより快適なライディングポジションを実現している。 エンジンはキャリーオーバーとなる水冷SOHC並列2気筒の1083ccで、ベースとなるアフリカツインよりも20%重たいフライホイールが心地良く力強いトルクフィーリングを実現。ライディングモードは「SPORT」、「STANDARD」、「RAIN」に加えてパワーやトラクションコントロール(HSTC)、エンジンブレーキ、シフトタイミングをそれぞれ個別に設定できる「USER」が選べ、長距離ツーリングの疲労を軽減してくれるクルーズコントロールも標準装備されている。 車体周りはスチール製のダイヤモンドフレームに、フロント18インチ、リア16インチのホイールを組み合わせてシルエットを低くする。フロントにはラジアルマウントのブレーキキャリパーが装備され、ABSも当然装備。DCTモデルはクラッチレバーとシフトペダルを持たず、オートマチックモードと左側のシフトスイッチを使って変速する手動変速モードをシチュエーションに合わせて使い分けることができる。