虎のソナタ ピー音数える伝統引き継ごう 打てない虎打線は継承せずに断ち切って!!
クソ生意気にも反論したら、「正確な数字を読者に示して記事を書く。これがわが社の伝統や」と。以来、教えに従い、忠実に数えてきた。現在の優秀なトラ番たちも「伝統」を継承し、いつも必ず数えている。
そんな現代の精鋭トラ番に、新たな任務が加わりそうだ。神宮での試合前。サブキャップ原田遼太郎が「佐藤輝のフリー打撃でのピー音の数は…」とカウント、報告していたのだ。
岡田監督が先日、練習で差し込まれて、逆方向の内野スタンドへのファウルが多すぎることに苦言。警備員がピーピー笛を吹いて、ファンに警鐘するシーンを減らせ!と指令を発したのだ。
それ以来、この日が初めてのビジターでの試合。佐藤輝のピー音は、外野スタンドに飛び込む打球だけだったらしい。
「新たな視点で打撃練習を眺めることができて、楽しいですよ」
サブキャップが優等生の答えをしてきた。ならば、その伝統、引き継いでもらおう。
でも、打てない阪神打線はいつまで続くのやら。これだけは継承せず、今すぐ断ち切ってほしい。