ブラジルで洪水など被害拡大 83人死亡、110人以上が行方不明に
南米ブラジルで洪水などによる被害が拡大しています。これまでに83人が死亡したほか、110人以上が行方不明になっています。 南部の都市ポルトアレグレで、高層ビルが立ち並ぶ市街地が冠水しています。 ブラジル南部では、先月29日からの大雨による被害が広がっていて、リオグランデドスル州では洪水や地滑りなどがおき、ロイター通信によりますと、これまでに少なくとも83人が死亡したほか、111人が行方不明になっています。 橋が流される被害のほか、停電や断水も発生していて、およそ12万2000人が避難しているということです。今回の大雨は海面の水温上昇が続くエルニーニョ現象が影響していると指摘されています。